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へっぽこベランダ菜園

このところの物価高には驚きばかり。
数年前まで実家の畑で野菜を作り、足りない物は畑のおじいちゃまからいただいていた
私にとっては、野菜は高級品となってしまいました。
昨日は1本250円の大根を見て、後ずさり。
ほうれん草も高いので小松菜を代用しています。

そこで、蕪のベランダ菜園を始めてみました。
実家の畑では素人の私でもちゃんと収穫できていたので、ハードルが低め。
プランターで収穫できるかどうか分かりませんが、
せめて葉っぱだけでも育ってくれれば、大好きな葉っぱのふりかけができます。
庭はお隣と隣接しており日中太陽が当たる時間が短いため、2階のベランダにプランターを設置。

種をまいて2週間ほど。双葉から本葉が展開してきました。
いい感じです。
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こちらは4~5日後にまきました。
もう1度、間引きをします。
へっぽこベランダ菜園_e0082098_10564407.jpg

色々調べてみると、春菊はやや日陰でも生育が良いようなので、
11月になったら種まきをしてみます。
さらに、今年の春に実家でとれたスナップエンドウを種にしたものがあるので、これも(^_^)
うまく栽培できたら、お花がスイートピーみたいで鑑賞にも良さそうです。
今年は3種類の栽培にチャレンジです。

実家では、種をまくと日に何度ものぞき込んでいるのを畑のおじいちゃまに目撃され、
「そんなに見てたら種がはずかしがって発芽せんよ」と
からかわれた私です(^0^;)



# by mico_nyan | 2023-10-25 11:03 | *まいにち | Comments(2)

実家のネコたち②

毎月10日間、母がショートステイを利用中、私は1週間ほど自宅に帰っていました。
その間は3匹にえさをやることができませんでしたが、
他に良い環境があれば旅だっていくかもしれないと思っていました。
私が自宅から実家に来ると、2~3日して3匹ともまたやって来るといった
繰り返しが数ヶ月続いたところ、
実家の畑を使ってくださっているおじいちゃまが
私がいない時はえさをやってくださると言ってくださいましたので
お願いすることにしました。

おじいちゃまはネコが好きだったようで、
我が家のテラスに時々やってきてはネコたちに声をかけられていました。
(優しかったおじいちゃまも、2022年1月にこの世を去ってしまいました。
 母とわずか3か月遅れの旅立ちでした。)

このローテーションがしばらく続きましたが、
2020年の秋頃にペロが亡くなりました。
数日前からえさを食べにくそうにしているとは思っていました。
もともと一部歯がなく、モゾモゾと食べていたので
いつものことくらいに思っていましたが、夕方のご飯を全然食べずに
段ボールの中にじっとしているのが気になってはいました。

翌朝、起きて段ボールを見てみるといなかったので、
どこか出かけたのかと思い、畑の野菜を見に行ったところ
家屋と畑の間の通路で横たわっていました。
一目で亡くなっていることがわかったので、
バスタオルでくるみ家屋に連れて帰り、汚れをふいてお線香を焚きました。
その後、市の動物用の火葬場に連れて行きました。

ペロは最初から最後まで警戒心が強く、一度も触らせてくれたことがありませんでした。
亡骸はとてもいとおしく、しばらく抱っこをしていました。最初で最後の抱っこでした。
何かの病気にかかり、自分で最期がわかったので、
人目のつかないところに行こうとしていたけれど、無理だったのかな。

チャッピーとペロが来なければ、
もう少し仲良くなれていたかもしれなかったね。
いつも遠慮がちだったペロ、ごめんね。




# by mico_nyan | 2023-10-25 09:57 | *まいにち | Comments(0)

実家のネコたち①

私が母の介護で実家に住むようになった頃には、
2匹のネコがすでに居ついていました。
玄関すぐのテラスで餌をあげていたネコは一番の古株、
母の部屋の横で餌をあげていたネコは二番目に来たそうです。
母はネコの餌をわざわざ買ってきているのに、ネコが苦手だったようです(^0^;)
二番目のネコも時々テラス側に来るようになっていたので、
一緒の場所で餌を与えていました。
古株を「ペロ」、二番目を「チャッピー」と名付けました。
ペロもチャッピーもオスでした。

すると、ある日、チャッピーの後ろに小柄な三毛猫がついてくるようになり、
追い払っても常にチャッピーに紛れて餌を食べるようになりました。
ちゃっかりしているな~と思うばかりで、特に3匹分の餌をやるでもなく
お皿を2つ用意する毎日でした。
そうすると、チャッピーはいつも三毛猫に餌を譲ってやり、
自分は余り物を食べるようになりました。
様子を見ていると自分の子どもなのかなとも思えるものの、
雄猫がここまで自分の子どもを大切にするのかなと疑問も。
段々とチャッピーが可哀想になり、お皿は3つ用意することにしました。
そして、三毛猫にも「ミニ」という名前が。
実家のネコたち①_e0082098_09582215.png
(上から「ペロ」、「チャッピー」、「ミニ」です。)

チャッピーはミニと一緒にいるようになってから、
私に身体を触らせてくれるようになり、穏やかになりました。
今までは昼間どこかに行っていたのが、ほとんどテラスや玄関で
ミニと一緒に過ごし始めました。
ミニは最初から人間との距離が近く、母の手からチュールを食べたりしていました。
それを見て、チャッピーも真似しだしたのは、ミニの影響だったかなと思います。

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(ベランダのサッシ戸を開けると、入ってくるようになりました。)


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(いつも仲良くくっついていました。)

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(母の手からチュールを。母はおそるおそる(笑))


ミニが来てから数ヶ月後の初夏に、チャッピーに春がきた兆候が見られたので
チャッピーとミニを時間差で病院に連れて行き、手術をしてもらいました。
チャッピーは右耳、ミニは左耳を切られ、さくらネコになりました。

(続く)

# by mico_nyan | 2023-10-12 10:02 | *まいにち | Comments(0)

ネコのミーコ

ネコのミーコは2022年7月に18歳3ヶ月で亡くなりました。

5歳の頃から腎臓が悪くなり、定期的な通院とお薬でコントロールできていましたが、
17歳の終わり頃から腎臓の健康状態を示す数値が悪くなり、通院の回数を増やしていました。
ちょうどその頃にオットの長期出張が決まり、私はミーコを実家に連れていきました。
慣れないところでミーコは大変だったと思います。
それでも気に入った場所を見つけて、母と同じソファーでくつろいでもいました。
実家では病院に週2~3回通い、健康状態のチェックと輸液、
貧血もあったので増血剤の注射をしていました。
幸い病院に恵まれ、小さな心配事も丁寧に説明を受けることができました。

オットの出張も終わり、自宅に連れて帰ってほっとしたのもつかの間、
6月のある日、テーブルから床に落ちて、大腿部を骨折してしまいました。
オットがちょうど見ていたのですが、フラっとしてすべってしまったそうです。
貧血がなかなか改善されなかったため、めまいを起こしたのかもしれません。

かかりつけの病院に連れて行くと、高齢であるので麻酔に耐えられない可能性が高いため、
骨折は自然治癒を待つ。うまくいって3ヶ月はかかる。
腎不全に関しては悪化は止められない状態になっており、積極的な治療は今のところない。
服薬と2日に1回の通院輸液。それが今できることだと。
自然治癒さえしてくれれば、少々歩くのに支障があっても私たちがサポートできると思いました。
とにかく、3ヶ月を乗り切って、腎不全だけの治療に持ち込むのが目標でした。

自宅ではトイレをフラットなワンちゃん用にし、その周りにペットシーツを敷き詰めて、
どこで排便してもよいようにしました。
歩くのもやっとなのに、ちゃんと決まった場所でしようとするミーコがいじらしかったです。
1~2時間おきにトイレに行くため、そわそわしだすと抱っこしてトイレに連れて行く日が続きました。
足にギプスをつけ包帯を巻いているため、介助しないと包帯がうんちやおしっこにまみれてしまうからです。
その頃外出と言えば、30分ほど食料品の買い物に行くくらいでした。
母は同じ年の3月から入院しており(入院のまま亡くなりました)、
実家には面会に行く前後の数日だけの滞在だったため
(コロナ禍で面会は月に1度、抗原検査がマイナスであることを確認した上で、
主治医の許可が必要でした。)、ミーコとの時間が作れました。

あれだけパクっと飲み込んでいたお薬もそっぽを向くようになり、
すりつぶしてフードに混ぜるとフードを食べてくれなくなりました。
体重も減り、2キロをきってしまいました。
骨折も痛いし、貧血でつらかったのだと思います。
輸液をするための通院も負担であるように感じたため、
ドクターに自宅で輸液をしたいとお話すると、数日入院させて少しでも食欲や元気が出てから
自宅輸液に切り替えましょうと提案していただいたので、その日から入院させることにしました。

翌日の金曜日に一人で面会に行くと、ドクターが「嘘みたいによく食べていますよ」と
おっしゃって、適切な治療をしていただいているおかげだと安心しました。
面会した時は特に元気になったという感じではなかったものの、
自宅にいる時のように横になって首をあげている状態でした。

その翌日の土曜日の午後、仕事が休みだったオットと面会に行くと、
昨日ミーコがいたケージは空で、通されたのは昨日と違う場所でした。
歩きながら「実は先ほどミーコちゃんの心臓が止まりました」と告げられました。
連れて行かれた部屋には横になって息をしていないミーコがいました。
信じられない気持ちでしたが、確かにミーコでした。
原因は不明でした。可能性としては、血栓が心臓に飛んでつまったのではないかと。

年齢が年齢なので、お別れは仕方がないけれど、
骨折さえしなければひとりで旅立たせなくても済んだのではないかということが
最大の後悔です。飼い主の不注意でミーコに痛く辛く寂しい思いをさせてしまいました。

その一方、ミーコは気丈なネコだったので
私たちに最期の姿を見られるのが嫌だったのかな、自分ひとりで旅立ちたかったのかなと。
18年3ヶ月、私たちと一緒に過ごしてくれてありがとうという気持ちで見送りました。
ミーコは幸せでしたか?私たちはミーコと過ごせて幸せでしたよ。

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実家のソファーの背もたれが好きでした。
まだふっくらしている時です。








# by mico_nyan | 2023-05-28 08:25 | *まいにち | Comments(4)

これから

弟が亡くなった翌年に母も亡くなり、
実家に住む人はいなくなりました。

私は実家から高速で2時間半ほど離れた隣県に住んでおり、
そちらで家を購入しているため、実家に戻る選択肢はありません。

実家は無駄に部屋数が多く、昔の農家らしき雰囲気の部屋もあり、
よく言えば古民家、実態はただの古い家。
おまけに、田、山林などもあり、田は農業振興地に位置するため、
簡単に売却もできないらしく。。。
考えれば考えるほど頭が痛くなります。

これから_e0082098_11523291.jpg
「がんづき(雁月)というお菓子を作ってみました。
黒ごまを月に飛ぶ雁の姿に見立て、「雁月」と言うそう。
私は少しの黒ごまにレーズンを加えたので、ただの黒糖蒸しパンになりました。
不器用な私でも失敗なしのおいしいお菓子です。





# by mico_nyan | 2023-05-15 11:57 | *まいにち | Comments(2)